教育再生ブックレット1 発刊!!
第一回教育再生シンポジウム
家族再生への道
育児・食育・家庭道徳を中心に

Contents

第一回 教育再生シンポジウム「家族再生への道」の報道記事
H19.2.26付「産経新聞」 H19.3.5付 日本教育新聞


はじめに   日本教育再生機構理事長 八木秀次

第1部  パネリスト提言
鍵山秀三郎 氏  イエローハット(株)相談役・日本を美しくする会相談役
人間としてなすべきことの教育は家庭で
……私は子供のころ両親から徹底的に、「みっともないことはするな」「はしたないことをするな」「卑しいことはするな」、と教えられました。みっともないという短い言葉の中には、百科事典一冊になるくらいたくさんの意味が含まれています。それを僅かな言葉で括っているわけですが、昔はその括られた言葉で十分通用する民族だったと思うのですね。……


・浜 美枝 氏  女優・農林水産省食アメニティコンテスト審査委員会会長
守り伝えたい日本の美しい食文化と暮らし
……例えば、「いただきます」「ご馳走さま」を日々繰返すことで、自ずと手を合わせるわけですから、感謝の心が育つのはごく自然で強制でもなんでもないです。感謝の心は、他の人のことを思いやることに繋がってくると思うのですね。そして他者の生き方を尊重することに自然につながってくると思います。……


・田下昌明 氏  豊岡中央病院院長・小児科医・医学博士
人生を決める母子関係の成立過程
……私は、主として三歳までの話をさせていただきたいと思います。母子関係、母と子供の関係が家族の根っこになっておりまして、母子関係がどのように成立していったかによって、その人の人生が決まっていくと言っても過言ではないと思います。……


・五来 純 氏  あなたと健康社代表取締役社長
食生活の改善で人生が変わる
……私の祖母はよく、「食べものを捨てたらお天道さまに申し訳ない。目がつぶれる」と言っていました。この場合の目は、見る目でなく、心の目ですね。その心の目がつぶれてしまったら、「ありがとう」という感謝の心を忘れ、そこから不幸がはじまる、と言うのです。……


・丸山敏秋氏  (社)倫理研究所理事長 日本家庭教育学会副会長
家庭教育の再生が公教育の土台となる
……何か物事の歪みがあり、その歪みを正そうとするときに「三つのポイント」があるのではないか。一つは、多すぎるものを減らすこと、「過剰」を捨てること。二つ目は足りないものを補うこと、「不足」を補うこと。三つ目は、順序が間違っていたら、その「順序」を正すこと。これが広く物事の歪みを正すときのポイントではないかと思うのです。……


 ◇ コーディネーター 桜林美佐氏  ライター・日本文化チャンネル桜キャスター



第二部  全体討論
 ……もうちょっと大人全体、社会が子供を育てられるような、地域のお祖父ちゃんもお祖母ちゃんも、おじちゃんおばちゃんも皆が子供を慈しむような社会の環境を整える必要があると思うのです。そういう社会にならない限り、いくら法を整備しても現実に難しいことがあります。経済的なことばかりではないのです。……
鍵山 ……若い人の中にも素晴らしい考え方、行動力を持った人がいますが、残念ながらとても数が少ない。その数が少ない人たちを、私たちの世代が後から大いに応援していかなければいけませんね。折角やろうとしても、その芽が潰され摘まれてしまうことがとても多いので、そういう人たちを、小さいことでもいいから後押しをしていくのが私たちの義務だと思うのです。……
田下 ……私は常々「子育ては孫まで」ということをずっと申し上げております。……祖父母には孫の世代に自分が言ったことがちゃんと伝わっているか、あるいは自分の言ったことが間違って伝わっていないか、それをきちんと見届ける義務がある。その祖父母の義務を今、皆放棄しているのです。……
丸山 ……お母さんが働きに出ていて子供が家にいるとき、外からお母さんが帰る場合はすぐに子供のそばにいかないで、まずお手洗いに行って顔洗ってから子供の顔を見てほしいですね。外でいろいろなものがついてきた顔で子供を見ると、子供はおびえてしまいます。一度顔を洗って出直す。すると、子供の受ける感じが全然違うでしょう。……


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